RUBBER工業用品事業本部

当社で製造している鉄道向け製品は、主に「軌道パッド」と「絶縁板」になります。
「軌道パッド」は、レールとマクラギの間に敷いて設置している製品で、車両通過時に発生するレールからの振動を緩衝します。
振動を緩衝することで、沿線では車両通過時の振動や騒音を低減し、車内では乗り心地の改善をします。
また、緩衝性能とともに、地面とレールの間で短絡が起こらないよう、電気絶縁性も持っています。
「絶縁板」は、スラブ軌道においてレールと地面との間で短絡が起こらないようにするために使用される樹脂製の板で、タイプレートと呼ばれる鋼製の製品とコンクリートスラブの間に敷設される製品です。
そのため、高い電気絶縁性、耐トラッキング性が求められます。
これらは、鉄道には不可欠なもので、新幹線などの高速鉄道には高性能な製品を供給しています。
見えない所からインフラの一翼を担っています。